パチンコの止め打ちとは何?ひねり打ちが禁止・バレる理由はデータが関係している

パチンコをプレイする多くの人が経験したことがあるかもしれない「止め打ち」。

この技術介入が店舗によって禁止されていることも少なくありません。なぜ禁止されるのか、どのような効果があるのか、詳しく解説します。

この記事の内容

パチンコの止め打ちとは?技術介入のこと

パチンコにおける「止め打ち」とは、特定のタイミングで意図的に玉の打ち出しを止める打ち方のことです。

ハンドルから手を離したり、ハンドルについているストップボタンを押して行います。これはパチンコにおける「技術介入」の一種として知られています。

止め打ちは本来、パチンコが「遊技」として成立するための重要な要素です。パチンコが単なるギャンブルではなく「遊技」と認められているのは、プレイヤーの技術が結果に影響を与えられるからなのです。

止め打ちをする目的

なぜプレイヤーは止め打ちをするのでしょうか?主な目的は次の通りです。

  1. 無駄玉の削減:
    保留が満タンに近い状態で打ち続けると、電チューに入賞しても抽選が行われない「無駄玉」が発生します。これを防ぐことで玉の消費を抑えられます。
  2. 出玉効率の向上
    特に電サポ中(確変や時短中)の止め打ちは効果的です。電チューが開く瞬間だけ打ち、閉じている間は打ち出しを止めることで、玉の減少を最小限に抑えられます。
  3. 勝率向上:
    パチンコの勝敗は「獲得した玉数 – 失った玉数」で決まります。止め打ちにより失う玉数を減らせば、同じ大当たり数でも収支が良くなります。

経験者によると、1日で1万円以上の収支差が出ることも珍しくありません。そのため、パチンコで安定して勝つためには止め打ちのテクニックは必須と言えるでしょう。

止め打ちの効果的な方法

STEP
保留止め打ち(通常時)

保留が3つまたは4つになったら打ち出しを止めるのが基本です。

保留が最大数に達すると、それ以上の玉が電チューに入っても抽選されず無駄になるためです。

  • 保留3で止める:
    飛んでいる玉がまだ電チューに入る可能性があるため、保留3の時点で止めるのが安全です
  • 保留4(満タン)で必ず止める:
    これ以上打っても抽選されないため、必ず止めましょう
STEP
電サポ中の止め打ち

電サポ中(確変や時短中)は特に止め打ちが効果的です。

電チューの開閉パターンに合わせて打ち分けることで、玉の消費を大幅に抑えられます。

  • 電チューが開いている時だけ打つ
  • 電チューが閉じている間は打たない

機種によって電チューの開閉パターンが異なるため、それぞれの機種に応じた止め打ちのタイミングを覚える必要があります

STEP
ラウンド間の止め打ち

大当たり中のラウンド間(アタッカーが閉じてから次のラウンドが始まるまでの間)も止め打ちすることで、無駄な玉消費を抑えられます。

【要注意】パチンコの止め打ちは禁止している店舗もあり

止め打ちは、法律上は全く問題ない行為です。むしろ、パチンコが「遊技」として認められるための重要な要素でもあります。

しかし、多くのパチンコ店では「変則打ち禁止」などとして、止め打ちを禁止しています。

禁止の理由は主に以下の点が挙げられます。

  1. 店舗の利益確保
    止め打ちによって玉の消費が減ると、店舗の利益が減少します
  2. 釘調整の効果維持
    店舗は釘調整によって出玉をコントロールしています。止め打ちはこの調整を無効化する効果があります
  3. 技術の差の排除
    上手なプレイヤーと初心者の差を縮めるために禁止するケースもあります

店舗によって「ハウスルール」として定められており、注意を受けた場合は素直に従うのが賢明です。

最悪の場合、出玉没収や出入り禁止になることもあります。

パチンコの捻り打ち(ひねりうち)も止め打ちに該当する

「捻り打ち」(ひねり打ち)とは、パチンコで大当たり中のアタッカー(大入賞口)に規定数以上の玉を入賞させるテクニックです。

「ワンツー打法」とも呼ばれます。

基本的な方法
  • アタッカーが閉まる直前(通常10発目)に弱く打ち
  • すぐ後(11発目)を強く打つことで、同時に入賞させてオーバー入賞を狙う

捻り打ちは止め打ちと異なり、単に玉消費を抑えるだけでなく積極的に出玉を増やす効果があります。そのため、店舗側からはさらに嫌われる傾向にあります。

パチンコの止め打ちがバレる理由はデータで確認されているから

多くのプレイヤーは「店員の目を気にしながら」止め打ちをしていますが、それでもバレることが多い理由があります。

  1. ホールコンピューター(ホルコン)での監視
    パチンコ店はPCで各台の出玉状況を細かく監視しています。止め打ちを行うと、通常と異なるデータパターンが現れます。
  2. 数値の異常検知
    通常なら電サポ中に85〜90%の戻りがあるところ、止め打ちを行うと戻り率が100%近くになったり、プラスになったりします。そのため一目瞭然でわかってしまいます。
  3. 監視カメラによる確認:
    データ異常が検知されると、監視カメラで手元を確認されることがあります。

つまり、いくら周囲を警戒しても、結果として出るデータ自体が「異常値」として検知されてしまうのです。

パチンコの止め打ちは法律違反ではなくお店のルール

止め打ちや捻り打ちなどの「変則打ち」は、法律上は違法ではありません。むしろ、パチンコが「遊技」として認められるためには、このような技術介入の余地が必要とされています。

止め打ちが禁止されているのは、あくまで各店舗の「ハウスルール」によるものです。店側には施設管理権があり、独自のルールを設けることが許されています。

プレイヤーとしては以下の点に注意しましょう

  1. 店舗ごとのルールを確認する
    初めて行く店舗では特に注意が必要
  2. 注意されたら従う
    店員から注意を受けた場合は、すぐに従いましょう
  3. バランス感覚を持つ
    極端な技術介入は控え、お店と客、双方の良いバランスを考えるのがベスト

パチンコは技術と運の両方が絡み合う「遊技」です。止め打ちの知識を持ちつつも、各店舗のルールを尊重してプレイすることで、長く楽しめるでしょう。

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